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はじめに:ポーズだけがヨガじゃない
「ヨガって体が柔らかくないと無理でしょ?」
「スタジオ通うの大変そう…」
そんなイメージを持っている人にこそ、伝えたい。
ヨガは、読むことから始めてもいい。
心を整え、暮らしの質を高め、自分と深くつながる——
そんな“ヨガの本質”を知るための一冊が、あなたの人生を大きく変えるかもしれません。
今回は、初心者にも読みやすく、経験者にも学びの多い「ヨガにまつわるおすすめ本」を7冊厳選してご紹介します。
実践書から哲学書、エッセイまで、多角的にヨガの魅力を味わえる構成になっています。
1. 『ヨガのポーズが丸ごとわかる本』(スタジオ・ヨギー監修)
ポーズがイラスト付きで理解できる、初心者のバイブル
ヨガ初心者がつまずきがちな「正しいポーズがわからない…」という悩みを解決してくれる一冊。
解剖学的な視点も交えながら、見やすいイラストと共に丁寧に解説してくれます。
ストレッチ感や呼吸の合わせ方もわかるので、自宅練習のお供にもぴったりです。
2. 『ヨガが丸ごとわかる本』(成美堂出版)
ヨガとは何か?の全体像をつかみたい人に
ポーズだけでなく、瞑想・呼吸法・ヨガの歴史や種類まで網羅したまさに“入門大全”。
ダイエット目的やリラクゼーションにとどまらず、ヨガの本質に触れたい人におすすめです。
付録の動画アクセスもあり、書籍×デジタルの相乗効果も嬉しいポイント。
3. 『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ)
精神性の深みへ──“読むヨガ”の極地
スティーブ・ジョブズが「iPadに唯一入れていた本」としても有名なこの一冊。
単なる伝記ではなく、神秘的な体験、魂の探求、そして「生きるとは何か」という問いが散りばめられています。
読後、「ヨガとは身体を動かすものではなく、“生き方”そのものなのだ」と気づかされるでしょう。
4. 『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』
伝統的ヨガの原典に触れる
ちょっと敷居は高いけれど、古典ヨガの真髄を学びたい人には外せない書籍。
ハタ・ヨーガのルーツを知ることで、現代のヨガがどれほどアレンジされているかが理解でき、自分の実践に深みが生まれます。
注釈付きの日本語訳が出ているので、意外と読みやすいという声も。
5. 『奇跡のヨガ教室』(綿本彰)
日本人ヨギによる、実体験からのメッセージ
“日本のヨガ第一人者”ともいわれる綿本彰氏の、心に沁みるエッセイ集。
ポーズやテクニックに走る前に「自分を許す」「受け入れる」ことの大切さを教えてくれます。
読後はまるで、瞑想をしたあとのような静けさに包まれる一冊です。
6. 『ヨガでシンプル・ライフ』(ミランダ・カー)
美と健康のための“おしゃれに生きるヨガ”
世界的モデル、ミランダ・カーが実践するヨガライフを、写真と共に紹介。
オーガニック志向のライフスタイルや、食事・習慣に至るまで、“ヨガ的に生きる”ことがビジュアルで学べます。
ファッション雑誌感覚で読みたい人や、美容意識の高い人にもおすすめ。
7. 『心がスーッと整う ヨガ哲学』(ヨガジェネレーション)
難しそうな哲学が、やさしく心に届く
八支則(やしそく)やカルマ、チャクラといった聞き慣れないヨガ用語を、日常生活に即して解説してくれる入門書。
「イライラした時はどうする?」「人と比べないコツは?」──
そんな誰もが感じる悩みに、ヨガ哲学は驚くほど優しく答えてくれます。
まとめ:読むヨガは、心のヨガ
体を動かすヨガだけがヨガではありません。
むしろ“読むヨガ”は、内側の軸を整えるための“心のヨガ”とも言えるのです。
本で知識を得たあと、マットの上に立てば、そこにはまったく違う風景が広がっているかもしれません。
「なんとなく興味ある」──
そんな気持ちからで、充分です。
まずは1冊、あなたのヨガライフを変える本に出会ってみませんか?