そのマット、あなたに合ってる?─“ヨガマット迷子”を卒業する選び方ガイド

■ 1章:ヨガマット選びは“恋人選び”に似ている

ヨガを始めるとき、まず必要になるのが「ヨガマット」。
だけどいざ探してみると、厚さ、素材、価格、滑り止め…選択肢が多すぎて、もう迷子!

実はヨガマット選びって、恋人選びとよく似ているんです。
一目惚れもあるし、使ってみてわかることもある。相性がすべてなんです。

だからこそ今回は、“あなたにぴったりのマット”と出会うためのガイドをお届けします。


■ 2章:「厚さ」は自分のスタイルで決める

ヨガマットの厚さは、大きく分けて次の3つ。

  • 薄型(1〜3mm):持ち運びやすく、グリップ力が高い。上級者向け。
  • 中厚(4〜6mm):最も一般的。クッション性と安定性のバランスが◎。初心者におすすめ。
  • 厚型(7mm以上):膝や腰への負担が気になる人向け。特にリラックス系ヨガやストレッチ用。

あなたがやりたいヨガが**「動く系」なのか、「癒し系」**なのかで厚みは変わってきます。
クッション性だけを重視しすぎると、バランスが取りにくくなることも。


■ 3章:「素材」はあなたの価値観を映す鏡

ヨガマットの素材にはさまざまな種類があります。ここで“価値観”が問われるんです。

  • PVC(ポリ塩化ビニル):安価で手に入りやすいが、環境への配慮は△
  • TPE(熱可塑性エラストマー):軽くて水にも強く、エコ素材として人気
  • 天然ゴム:滑りにくくグリップ力抜群。ただし、重めでゴムアレルギーの人は注意
  • コルク:自然素材で抗菌性あり。おしゃれ系ヨギーから人気上昇中

「価格重視」か、「使い心地重視」か、「環境重視」か──
素材選びは、あなた自身の価値観と向き合う時間でもあります。


■ 4章:滑らないって、正義

ヨガマット選びで見落としがちなのが「滑りにくさ」。
ポーズ中に手や足がズルっと滑ると集中できませんし、ケガの原因にもなります。

チェックポイントはここ:

  • マットに手を置いて、体重をかけたときにグリップが効くか?
  • 汗をかいても滑りにくいか?(ホットヨガするなら特に重要!)
  • 実際のレビューに「滑る」と書いてないか?

滑らないマットは、あなたの練習を支えてくれる“無言の先生”なのです。


■ 5章:持ち運び派? 自宅専用派?ライフスタイルで選ぼう

ヨガスタジオに通う人なら、軽さ・コンパクトさも重要なポイント。

  • 巻いたときにかさばらない?
  • ストラップ付きか、バッグに入るか?
  • 電車移動に耐えられる重量か?

逆に、自宅用でガッツリやる人なら、多少重くても快適性を優先してOK。
あなたの“ヨガのある生活”に合わせた選択を。


■ 6章:見た目が好き、という立派な理由

最後に。
「この色、かわいい!」「このブランド、憧れ!」
それだけで選んでも、全然いいんです。

だって、気に入ったマットは毎日会いたくなる存在になるから。
気分が上がるデザイン、テンションが上がる色。
それも大事な“ヨガのモチベーション”。


■ 7章:まとめ──あなたにとっての“ベストマット”は?

結局、正解はありません。
万人にとっての“最高のヨガマット”なんて存在しないからです。

大切なのは、「今の自分に合うマット」を選ぶこと。
そしてそれを使いながら、自分のヨガスタイルを育てていくこと。

ヨガは、他人との競争じゃない。
自分と向き合うための時間です。

だからマット選びも、自分を知る旅のひとつなんです。

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