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■ はじまりは“焦り”だった
朝、スマホで時間を確認して「遅刻ギリギリだ」と飛び起き、
コンビニで買ったおにぎり片手に満員電車に乗り、
帰宅は21時を過ぎ、夕飯はUber、風呂は翌朝、寝つきは悪い。
──そんな毎日を「まあ、みんなこんなもんでしょ」と思っていた。
でもある日、鏡に映る自分を見て、ふと、こう思った。
「このまま年を取っていくの、ちょっと怖いかも」
その日から、私は「ヨガ」を始めることになる。
■ ヨガを始めたきっかけは“ふとしたノリ”
「なんか最近疲れてない?」
そう言ってきた同僚に誘われたのが、会社帰りの体験ヨガ教室だった。
正直、最初は乗り気じゃなかった。
「体硬いし、眠いし、筋トレみたいな激しい運動の方が効きそう」って。
でも──
たった1時間のヨガで、心と身体の何かが“ゆるんだ”のが分かった。
終わったあとの、呼吸の深さ。
いつもよりスムーズに動く肩まわり。
家に帰ってからの眠りの深さ。
「これは、何かが違う」と直感した。
■ ヨガで得た“7つの変化”
私はそれから、毎朝たった5分のヨガを取り入れることにした。
続けて3週間。周囲が驚くくらいに、自分が変わっていった。
① 朝、目覚めがすっきりするようになった
軽いストレッチのつもりが、身体が内側から目を覚ますような感覚に。
カーテンを開けて深呼吸するのが、毎日の楽しみになった。
② イライラが減った
通勤電車で押されても、前なら舌打ちしてたけど、
今は「あぁ、まあ仕方ないよね」って思える。
呼吸の深さが、心の広さを生んでくれた気がする。
③ “食べたいもの”が変わった
ジャンクフードが減り、自然と和食や野菜中心の食事に。
ヨガの後のカラダが、「ちゃんとしたもの、ちょうだい」って言ってくるから。
④ 姿勢が良くなった
デスクワーク中心だった猫背も、ヨガで腹筋と背筋のバランスが整い、
気づけば姿勢が正され、疲れにくくなっていた。
⑤ 体型に変化が出た
特に、お腹とヒップライン。
筋トレでは変わらなかった“しなやかさ”が、ヨガにはあった。
⑥ 寝つきがよくなった
夜の「ヨガニドラー」や「深呼吸瞑想」が睡眠の質を激変させた。
布団に入った瞬間、脳がストンとオフになる感覚。
⑦ “自分を責める声”が小さくなった
今までは何かあると「自分がダメだからだ」と思っていた。
でも、マットの上にいる時間だけは、自分と優しく向き合えた。
その静かな時間が、心の雑音を消してくれた。
■ ヨガがくれたのは、“暮らしの再設計図”
ヨガで大事なのは、ポーズの完成度じゃなかった。
むしろ、呼吸・意識・心の余白。
「自分をケアすること=甘えじゃない」という考え方。
この価値観は、人生そのものを変えた。
仕事で悩んだ時も、恋愛で傷ついた時も、
マットの上で「深呼吸」することが、私のリセットボタンになった。
■ おわりに:あなたにも、この感覚を知ってほしい
「ヨガで人生が変わるなんて、大げさだよ」
──そう思っていた私が、いまは心からこう言える。
「ヨガは、誰にでも効く“心と身体の魔法”だ」
最初は、1日5分からでいい。
朝起きて、肩を回して、深く呼吸してみてほしい。
その一呼吸が、未来のあなたの“生き方”を変えるきっかけになるかもしれない。