Contents
- 1 はじめに──「気持ちいい」だけじゃ済まされない、ヨガの落とし穴。
- 2 NGポーズ①:ダウンドッグで背中が丸まっている
- 3 NGポーズ②:チャイルドポーズで首がつまっている
- 4 NGポーズ③:戦士のポーズで膝がつま先より前に出ている
- 5 NGポーズ④:コブラのポーズで腰を反りすぎ
- 6 NGポーズ⑤:三角のポーズで体が前に倒れている
- 7 NGポーズ⑥:プランクで腰が下がっている/上がっている
- 8 NGポーズ⑦:立位前屈で背中が丸まり、無理に前に倒れる
- 9 NGポーズ⑧:ねじりポーズで呼吸が止まっている
- 10 NGポーズ⑨:橋のポーズで首に負担がかかっている
- 11 NGポーズ⑩:シャバーサナで力が抜けていない
- 12 共通するNGの原因は、「ポーズ優先」になってしまうこと
- 13 正しいフォームに近づくための3つのコツ
- 14 まとめ|「安全で心地よいヨガ」は、“無理しない”から始まる
はじめに──「気持ちいい」だけじゃ済まされない、ヨガの落とし穴。
ヨガは癒し。ヨガは解放。
でも──ヨガは自己責任。
InstagramやYouTubeを見て「簡単そう!」と始めたはいいものの、
気づけば肩が痛い。腰に違和感。
「ちゃんとやってるのに、なんで?」と悩んでいませんか?
それ、**“よくある間違い”**をしているだけかもしれません。
本記事では、ヨガ初心者が陥りがちなNGポーズ10選を紹介しながら、正しいフォームと考え方をわかりやすく解説します。
NGポーズ①:ダウンドッグで背中が丸まっている
ありがちポイント:背中が“くの字”になり、手首や肩に過度な負荷がかかる
回避法:膝を軽く曲げ、背筋をまっすぐに伸ばす意識を。お尻を天井に引き上げるように!
NGポーズ②:チャイルドポーズで首がつまっている
ありがちポイント:肩に力が入りすぎて、首がぎゅっと詰まってしまう
回避法:おでこを床に、肩は“脱力”が正解。呼吸で広がる背中を感じよう。
NGポーズ③:戦士のポーズで膝がつま先より前に出ている
ありがちポイント:勢いで踏み込みすぎて、膝関節に負担
回避法:膝はかかとの真上が理想。踏み込む足の角度を調整しよう。
NGポーズ④:コブラのポーズで腰を反りすぎ
ありがちポイント:腕で無理に上半身を起こして、腰が反りすぎている
回避法:背中の力で“引き上げる”感覚が大事。肘は軽く曲げてもOK。
NGポーズ⑤:三角のポーズで体が前に倒れている
ありがちポイント:手を床につけようとするあまり、上半身が“前傾”してしまう
回避法:手の高さより“体の軸”を優先。ブロックを使ってもいい。
NGポーズ⑥:プランクで腰が下がっている/上がっている
ありがちポイント:腹筋が抜けて、腰が“落ちている”or“持ち上がりすぎている”
回避法:頭からかかとまで“板”を意識。お腹に力を入れよう。
NGポーズ⑦:立位前屈で背中が丸まり、無理に前に倒れる
ありがちポイント:柔軟性が足りないのに、無理やり床に手をつけようとする
回避法:膝を曲げてもいい。背中をまっすぐ伸ばす意識が大切。
NGポーズ⑧:ねじりポーズで呼吸が止まっている
ありがちポイント:ねじりに夢中で、呼吸が浅くなるor止まる
回避法:ねじりすぎない。深くゆっくりした呼吸を最優先に。
NGポーズ⑨:橋のポーズで首に負担がかかっている
ありがちポイント:お尻を上げることに集中して、首を強く押しつけている
回避法:胸を天井に向かって開き、首は力を抜いてリラックス。
NGポーズ⑩:シャバーサナで力が抜けていない
ありがちポイント:「寝るだけ」と思って身体に力が入りっぱなし
回避法:呼吸に意識を向け、“何もしない”ことを楽しむのが極意。
共通するNGの原因は、「ポーズ優先」になってしまうこと
初心者にありがちなミスは、
✔︎ 手を床につけなきゃ
✔︎ 写真みたいに見せたい
✔︎ 頑張らなきゃ!
という、“完成形を目指す気持ち”が強すぎること。
でも本来、ヨガは**「今の自分を観察するもの」**。
ポーズの“正解”は、他人の写真じゃなく、自分の感覚の中にあります。
正しいフォームに近づくための3つのコツ
- 動画よりも“鏡”を見る
→ 外から見える自分をチェックする癖をつけよう。 - 呼吸の深さを意識する
→ 呼吸が苦しいとき、それはやりすぎのサイン。 - 周りと比べない
→ ヨガに“勝ち負け”はありません。
まとめ|「安全で心地よいヨガ」は、“無理しない”から始まる
- ポーズの完成形より、自分の体の声を聞くことが大切
- 痛みや違和感は「やりすぎのサイン」
- 正しい姿勢を身につけることで、ケガを防ぎ、効果を高めることができる
ヨガは、静かな自己対話。
身体が喜ぶポーズを一つずつ、丁寧に積み重ねていきましょう。